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日本の祝日と歳事の由来

 一年の中の節目を「時の節句」といいます。節句には、労働を休み、神を迎え、お供え物を神と共に食して霊力を身につけるという意味があります。これが日本の祭りで、地域全体の祈願として節句ごとに祭り、祈ってきました。行事や習俗を人々がともに行うことで社会秩序が保たれてきたのです。

​ 祝日もまた、習俗や伝統文化の一端を担うものです。現在の法律で16の「国民の祝日」が定められています。この中には、古くからの祝日の流れを汲んでいるもの、現代の行事や海や山などの自然の恩恵に感謝し、生物をいつくしむものもあります。

 先人は、家族の健康や成長に感謝し、日々の楽しみを生み出す知恵を祝日や歳事として大切にしてきました。現代に生きる私たちもそれにならい、新しく迎える日々を楽しく健やかに暮らしていきたいものです。

(『誰かに話したくなる 日本の祝日と歳事の由来』 生方徹夫著 モラロジー道徳教育財団編より)

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