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11月(霜月 しもつき

文化の日 11月3日

この日はもとは、明治天皇の誕生日であり、明治4年から明治44年まで「天長節(てんちょうせつ)」、昭和2年から22年までは、「明治節」として休日に定められていました。その後、日本国憲法が公布され、それを記念するものとして、「文化の日」が定められました。

​祝日法に「文化をすすめる」とあるように、文化の日には皇居において文化勲章の授与式が行われるほか、この日を中心に文化庁主催による芸術祭が開かれます。文化祭、お茶会など、民間でも多くの文化的行事が開催されています。

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立冬 11月7日頃

陽光もいちだんと弱く、日中の時間も短くなる。初冠雪の便りが聞こえ、冬の季節風が吹き、時雨(しぐれ)の季節。

小節(しょうせつ)11月22日頃

雪まだ大ならずという意味。平地にはまだ降雪はないが、高い山頂には白銀が見られ、冬の到来が感じられる季節。

​勤労感謝の日
 11月23日

稲穂の手渡し.jpg

勤労感謝の日のもとは、飛鳥時代の皇極(こうぎょく)天皇の時代に始められた宮中祭祀の一つである「新嘗祭(にいなめさい)」であり、五穀の収穫とその恵みに感謝する日でした。「にいなめ」のことは、「万葉集」に「にふなみ(新嘗)」の語で物忌みをしたことが歌われていることからも、相当古い習慣であったことがわかります。太陽暦(新暦)が採用される明治6年以前は、旧暦11月の二回目の卯の日に執り行われ、日付は固定されていませんでした。明治6年の新暦11月の二回目の卯の日が11月23日だったことから、翌年より昭和22年までの間、その日が休日に定められました。

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戦後は、皇室行事から切り離され「勤労感謝の日」という名称になりました。ここでは、収穫に感謝するだけでなく、収穫に通じる勤勉な労働に対しても感謝するという意味合いが強くなっていると言えるでしょう。私たちがこうして生活できるのも、多くの人々の働きがあってのものです。

​自然の恵みや、家族や社会を支えてくれている人に感謝し、「いつもありがとう」と伝えね機会としてはいかがでしょうか。

稲作の起源は、天照大神が瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天孫降臨に際して稲を授けて発した「斎庭(ゆにわ)の稲穂の神勅」、よって稲づくりは天つ神の命令、委任を受けた業と言われている。

日本よくする千葉県民の会

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